Living

余白を、暮らしに。

余白って、時間が空いていることじゃないんですよね。

何かを手放して、削ぎ落としていくことで、はじめて生まれる、自分自身のための小さなスペース。

この春、モノも情報も少しずつ手放しながら、暮らしの中に余白を作ることを意識してきました。そこから見えてきたのは、余白には三つの種類があるということでした🌿

余白には、三つの種類がある

心の余白とは、情報に振り回されることなく、自分の感情をそっと受け止められる状態のこと。

時間の余白とは、誰かに与えられるのではなく、自分の意志で時間を選び取る感覚。

環境の余白とは、心地よい空間と、無理のない人との距離感がもたらしてくれる、静かな豊かさのことだと感じています。

この三つは、きっと互いに響き合っています。一つが整うと、もう一つも自然と整っていくんです。

ソファで静かに読書する時間

「これは本当に自分を大切にする選択かな」

以前、新しい環境に身を置こうとしたことがありました。けれど、実際にそこに立ってみると、自分の求める心地よさとは、少し違うなと感じたんです。そのとき問い直したのは、「これは本当に自分を大切にする選択かな」という、たった一つの問い。答えは、驚くほど静かに出てきました。

一人でいる時間を、以前は寂しさと結びつけていました。でも今は、それを自分を整えるための、静かな充電の時間だと感じています。誰かと比べることをやめて、目の前にある小さな喜びに目を向けるようになってから、満たされ方そのものが、やわらかく変わってきた気がしています。

静かなお茶の時間

余白を、暮らしに根づかせる

忙しさを充実と呼ぶ人も、いますよね。でも私は、あえて何もしない時間をつくることのほうに、豊かさを感じるたちなのだと思います。だからこそ、予定を入れない一日を、意識してスケジュールに刻むようにしています。

いつもの動作を、ひとつだけゆっくり行ってみる。
静けさの中に、十五分だけ身を置いてみる。
月に一日、何もしないと決めた日をつくってみる。

読んでいるあなたへ

小さな一歩から、余白は暮らしに根づいていくのだと思います。そしてその余白こそが、自分の人生の主導権を、自分の手にそっと取り戻すための鍵なのかもしれません。

日常を、少しずつ美しく整えていけたら嬉しいです🦋

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